M:ケイデンスの要素を混ぜてみるとか。ワットは落とすけどトルクを上げてみたり、逆にトルクを下げてケイデンスを上げてみたりとか。あとはボリュームだけ増やしたり?いつも何らかの形で負荷をかけられるのが良いのかな〜と。

T:人はどうあれ自分はどうなのか、ってとこが重要で。それを数字にしておけば、「xWでy回/週とかだと、俺にはやりすぎなんだな」とか判断しやすい。つぎはx-5Wとか、y-1回とかにしてみればいい。TSSで判断しても良いし。

M:『あくまで俺は』という話ですけどね。ただ10分頑張るなら110%とかそのへんでやろうぜって思います。つまりソリア。あと20'は95〜105%

T:少なくとも、90%に近い方、こんな低い強度で1x10分なんて、ある程度の経験者にとっては効果的とは思えんけどな〜 これはコギャン流に言うならSSTに近い訳で、60分くらいやるもんでしょ

T:「LTパワー」≒FTPだとすれば、メディオ域=90~100%FTPになる。ならば、90%に近いところなら60分毎日やっても平気かもしれない。逆に100%に近い方なら、2x20分で週3回が限界かな?

T:疲労耐性や回復力、パワー-プロファイルの個人差を考慮せずに、強度・長さ・頻度を決めるのは良くない。

T:「いつも全力で練習する」というのは実際不可能。例えば(A)100%FTPx60分x1本をやる。これは週1ですら難しいのでは?それに比して、(B)95%FTPx60分x1本なら週2~3回できるかもしれない。

T:(A)と(B)を比較して、どちらがトレーニング効果がより大きいかといえば、ほぼ毎違いなく(B)だろう。これがSST(Sweet Spot Training)の基本原理。全開一発で深手を負うより、微妙に手抜きしてニ発やった方がいい。

T:だからといって、(B)だけやっていれば良いとは限らない。**時々は**自己の限界に挑戦するようなワークアウトも行い、FTPや5MPを見直すべき。このようなワークアウトをBT(Break Through)ワークアウトと呼んだりする。